糖尿病性腎症の新規治療薬開発に向け東北大学がクラウドファンディング

東北大学は、「糖尿病性腎症」治療薬の開発を加速させるため、10月1日からクラウドファンディングを開始しました。同大学大学院医学系研究科分子内分泌学分野の菅原明先生から預かったメッセージをご案内します。

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いつもお世話になっております東北大学 分子内分泌学分野の菅原でございます(東北大学 第二内科 / 腎・高血圧・内分泌科出身)。
当分野では、糖尿病性腎症(腎臓病)の新規治療薬の開発を行っております。
得られた化合物は糖質応答転写因子ChREBPの活性阻害薬ですが、同薬剤は1型・2型糖尿病モデルマウスにおいて、著明な尿タンパク減少効果、腎機能改善効果ならびに腎病理組織改善作用を示し、将来的な糖尿病性腎臓病治療薬として期待されます。
そこで、研究を加速させるためにクラウドファンディングを10月1日から開始させて頂きたいと考えております(12月20日まで)。
研究の内容の詳細ならびにクラウドファンディングのご案内は
https://readyfor.jp/projects/tohoku-ChREBP
ならびに下記PDF「東北大学クラウドファンディング」をご覧ください。
なお、東北大学 腎臓内科学分野 / 腎臓・高血圧内科の田中哲洋教授から、応援メッセージを頂いております。
何卒、お力添えを宜しくお願い致します。

東北大学クラウドファンディング