2016年度血液透析患者実態調査報告書

一般社団法人全国腎臓病協議会では5年に一度、(一財)統計研究会と(公社)日本透析医会と共同で血液透析患者の全国実態調査を実施しています。この報告書は 2016年に実施した調査の集計結果とその分析をまとめています。今回の調査は、従来の全腎協会員だけではなく、日本透析医会協力医療機関の全ての患者を調査対象としました。
(A4判・154ページ)
編集:一般社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)

I 本調査の特色と方法
  1. 調査のねらいと特色
  2. 調査の対象と方法
II 調査結果
  1. 分析対象患者の特徴
  2. 原因疾患と合併症
  3. 透析歴
  4. 健康状態
  5. 療養の実態
  6. 腎不全医療に関する意識
  7. ターミナル期における透析継続・中止の希望
  8. 職業生活
  9. 医療保障、公的年金
  10. 経済状態
  11. 日常生活の特徴
  12. 分析対象者の背景(全国腎臓病協議会(患者会)会員か否かによる比較)
III 医学的見地からの分析
  1. 分析対象患者の特性の要約
  2. 調査結果の分析
IV 全腎協としての見解
  1. 調査協力者の偏りの解消
  2. 透析時間と透析期間-長時間透析の増加
  3. 家族形態-独居(一人暮らし)患者の増加
  4. 所得保障-世帯収入300万円以下の割合が増加
  5. 医療費助成制度-「自己負担なし」の割合が減少
  6. ターミナル期における透析-患者の意向が家族や医師に伝わっていない
  7. 通院の実態
  8. まとめ

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