全腎協は、九州(熊本・大分)を中心とした地震による
「災害対策本部」を4月16日(土)全腎協事務局に設置しました。
今回の震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
4月14日(木)に発生した、熊本を震源(M6.5)とした地震による被害に引き続き、
4月16日(土)にも震度(M7.3)が発生し熊本県・大分県の各地に甚大な被害が発生しました。
その後も九州(熊本・大分)で強い地震が相次いでいることから、
全腎協は、4月16日(土)午前10時、「災害対策本部」を全腎協事務局に設置し、
被害状況について県組織や日本透析医会災害対策ネットワークを中心に情報収集を開始しました。
透析治療への影響、会員・患者さんが被災された場合などは、
全腎協(info@zjk.or.jp)までご報告くださいますようお願い申し上げます。
4月17日(日)現在の熊本・大分地震についてお知らせします。
「日本透析医会災害時情報ネットワーク」によれば、17日13時30分現在、熊本県内22施設にておいて透析できない状況です。熊本市内で透析をしている熊本県腎協今井事務局長は、「依然として続いている断水の影響により、普段の透析施設で透析を受けられないでいる。来週以降も見通しがたたないため、他の透析施設にて、他の患者とともに日曜の今日もこれから2時間透析を受ける予定」とご自身の近況を伝えています。この他、熊本以外の九州地方(福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島)の各県組織からも、14日夜または16日未明の被災状況について情報が寄せられ、情報収集に努めてくださっているところです。
一般社団法人 全国腎臓病協議会
災害対策本部長 馬場 享