同年齢比較可能な eGFR 推定ソフトのご案内

わが国には慢性腎臓病(CKD)が1330万人潜在すると言われています。各地でCKD啓発活動が行われていますが、健診や開業医からのCKD早期紹介は足踏み状態と言えます。
腎機能の指標である推定糸球体濾過量(eGFR)は、臨床現場で広く活用されていますが、年齢別の平均値に関する報告はありませんでした。つまり測定されたeGFR値がいわゆる“年齢相応”か否かについては、曖昧な判断にならざるを得ませんでした。そこで、健康診断で腎機能悪化因子のない“健常”と判断された方の年齢別eGFR値をグラフ化し、同年齢比較できるソフトを開発しました。次のような活用方法があります。
① 健診や一般外来における “年齢不相応”な腎機能低下の判別
② 加齢現象以上の腎機能悪化の判別(経時的に利用することで判別できます)
いずれも腎臓専門医紹介が望ましいと思われます。
下記リンクから無料でご利用いただけます。

  • eGFRの測定ソフト

  • 腎臓病は自覚症状に乏しい病気です。
    できるだけ悪化する前に専門医師の診察を受けられることをお勧めします。