一般社団法人全国腎臓病協議会(略称:全腎協)は、すべての腎臓病患者の医療と生活の向上を目的として、
1971年に結成した腎臓病患者の患者会組織です。(結成当時の名称は「全国腎臓病患者連絡協議会」)
設立以来、全腎協は全国の腎臓病患者の代弁者として行政・医療団体へ要望を申し入れるなど、医療や福祉に関する問題提起や政策提言を行ってきました。また、早くから臓器移植の普及啓発活動にも力を入れてきました。現在、全国の会員数は約9万人で、日本最大の患者会といわれています。
全腎協では、腎臓病に関する講演会の開催や会報誌の発行を通じて、腎臓病患者の療養生活の向上につとめるとともに、一般の方を対象とした腎臓病に関するシンポジウムを各地で開催するなどの社会啓発活動を行っています。その活動の公益性の高さから1996年に公益法人の認可を受け「社団法人全国腎臓病協議会」と改称して以来より一層公益目的を意識した活動を行ってきました。2014年4月に法改正に伴い「一般社団法人 全国腎臓病協議会」となりました。